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(第19話) 新人探し・・・!
Vietnam Dairoku創業時からのメンバーで、リーダーとして頑張っていたカー
ンさんがダナンの風土病である甲状腺の病気で入院し、治療に専念するとい
うことでリタイアしてしまいました。
ンさんがダナンの風土病である甲状腺の病気で入院し、治療に専念するとい
うことでリタイアしてしまいました。
結果、日本語ができる社員がトゥン君とユンさんの二人になってしまい、
どちらかが「職場で倒れてしまった!」みたいなことになると弊社の顧客担当
の田中君が血相を変えて!
「社長!今日もベトナムへ仕事を廻せません!」
といって、私の部屋へ飛び込んでくる頻度が増えるどころか・・、
「社長!!今日から当分の間ベトナムの夜勤は使えません!!」
に、エスカレートし・・、
「社長!!!ベトナムも中国もかなりキャパシティオーバーです!
当分の間、新規受注はお断りしなければなりません!!!」
みたいなことになりかねません。
「それは、何としても困る!早急に、何とかシナクテハ!!」
ということで、ダイク村長に日本語のできる人材探しをお願いしていました。
ダイク村長は、自らがかねてより目をつけていて、
「いずれは、ダイク村関係で使おう!」
と思っていた、とっておきのカードであるリンさんという21歳の女性を、
「Mr.ホー!何でしたら、リンさんをあげてもいいですよ・・。」といって
我々に紹介していただけることになりました。
(人身売買か?と誤解を招くような表現でしたか・・!)
リンさんは、福祉が専門ですが日本語も勉強中の学生です。
普通のコミュニケーションを取るにはほぼ問題ないのですが、
「読み」「書き」には不安が残るという日本語力です。
明朝早く日本へ発つ私は、早く話を決めておきたい!という気持ちが先走り、
簡単な面接をした後・・、
「今日は時間ある!?」
「ある!? ある!?」
「じゃ!! さ、さ、さ、これから早速、会社へ行こう!!」
といって、彼女と彼女のところへたまたま遊びに来ていた彼女の友達もまとめ
て拉致するかの如く、一緒に車に連れ込んで会社へと連行して行きました。
会社では、リンさんに一通り仕事の流れとリーダーを補佐する役割の説明を
した後、ユンに実際に作業手順などの指導をさせました。
彼女は熱心に質問したり、実際に自分でマウスを握ってみたりしながら興味
深そうに見学をしていきました。
「結構、おもしろそうでしょう!?」
「じゃ、リンさん! 今日はありがとう!」
「よく考えて、Dairokuへ入社するかしないかを決めて、
結果をユンさんまで連絡をしてください!」
帰国すると・・、
しばらくしてユンから、
「リンさんは、水曜日から出社します!」との連絡。
「そうか縲怐I よかったよかった!」
「とりあえず、一人は確保できたね。」
「仕事も、日本語もよく指導してやってくれよ!」
その翌々週・・、
ユンから、
「リンさんは、今週は会社へ来ていません・・。」
「リンさんは、もう来ないと思います・・・。」との連絡。
「なんじゃぃ!」
「何かあったのか!」
「意地悪でもしたのか!?」
「・・・・・・・・。」
しょうがないので、
「ユンの友達で日本語が出来る人は居ないか探してみてくれ!」
と、指示を出しました。
数日後・・・、
ユンの友達(後輩)で日本語学校に通うアンさんという女性が興味を示し、
水曜日に会社へ来るという報告が入りました。
ユンに、次のようなメールを送りました。
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ユンさん
御苦労様です。
まずは、アンさんによく仕事の内容を説明してあげてください。
その上で、彼女がベトナム大六へ入りたいというのであれば歓迎します。
彼女の給料は、ユンさんとトゥン君で相談して決めて下さい。
アンさんは、スカイプで田中君達と日本語で話をすることはできますか?
水曜日にスカイプでアンさんと田中君とで話をさせてみてください。
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水曜日・・。
田中君が私の部屋に飛び込んできました!
「社長! さっき、ベトナムのアンさんと話をしました。
日本語のコミュニケーションは全く、問題ありません!」
「そうか、そうか! よかった、よかった!」
田中君が私の部屋へ、また、飛び込んできました!
「社長! アンさんが、
『田中さんに会いたいです!』
『田中さんに会って、直接お話がしたいです!!』
『田中さんもベトナムへ来てください!!!』と言ってます!」
「そうか、そうか! わかった、わかった・・・!」
「でも、お互いに実物を知らない方が幸せということもあるんだよ!」
「でも、いつか・・、行こうな・・・・・!」
つい先日・・・・、
今度は、トゥンから次のようなメールが届きました。
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拝啓
社長はお元気でいらっしゃいますか。
おばあさんとおじいさんはお元気でいらっしゃいますか。
日本ダイロクのみなさまも?
ベトナムダイロクはだんだん安定になっています。
仕事でみんなは意識をもってやっています。
仕事は毎日、毎日多くなりますがリーダーは残った二人で働いています。
これは大丈夫です。
一番大切なことは新しいリーダー人を採用します。
会社に長い働く願望がいる人を採用しなければならないです。
最近、私の健康があまりよくないので、会社の仕事に影響します。
本当にすみません。
せっかく病院へ診断しに行ったのに
医者はまだ私の病気をよくわかりません。
医者が私にホーチミンの病院へ診断しに行ってくださいと教えていました。
でも時間はないから、いけません。
私の病気をよくわかるとか、将来の会社の仕事に影響しないように
私はホーチミンへ診断しに行くことは早ければ早いほど行きたいです。
トウンです
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しっかし!まー!
あんたらはホントに、交代、交代で病気が好きですな縲怐B
(Mr.ホー)